★☆さびねこてい★☆ 古民家リフォームと野菜作りにいそしむ錆猫さん(無所属・新)のコワモテブログ(=‘x‘=)

四国の旅1:国道197号の旅。愛媛(古岩屋温泉)へ2012/08/17

お盆直前にふらっと旅行に行ってきました。
猛暑の中、四国へ4泊5日ドライブの旅。

メジャーな所は過去に行ったので、今回は車がないと行けそうにない所へ。
足摺岬や室戸岬なども候補に挙がったのですが、5日ではとても無理。
暑いので城下町のような所はパス、なるべく涼しそうな山奥へ。
いろいろ条件付け過ぎてこんなコースになりました↓
四国一周のはずが、香川県を見事にスルー。
今回は日程組むのが難しかった…


1日目のコース。
主に国道197号線の約337kmの旅。結構走りまくり。

九州自動車道⇒大分自動車道を経て、佐賀関からフェリーに乗ります。
到着したらちょうどお昼。

佐賀関といえば関サバ関アジをと思ってましたが、
真夏に食べても美味しくないかも…と普通の海鮮丼を注文しちゃいました。
関アジの旬は春から秋、関サバは秋頃から春先にかけて…
アジは食べてみてもよかったかな?

下の写真、卵の下にのっている海藻はクロメ(黒布)
佐賀関で採れる、昆布に似た海藻です。
細かく刻んであり、粘りが強い昆布という感じでした。

お腹いっぱいになったところで、フェリー乗船。
天候不良で視界悪し。
そう。わたしは雨女。旅行1日目はいつも雨。
この後、四国に着くなり大雨に降られるのでありました…


佐賀関港付近には、銅の製錬所があります。
高純度の電気銅生産の他、金やレアメタルなども製錬しているそうです。
左はかつて東洋一の煙突といわれた旧煙突、右は、現在の煙突。


1時間10分ほどで、愛媛の三崎に到着。
細長~い佐田岬半島。鹿児島の佐多岬ではありません。

国道197号線を東に向かって爆走します。
大分から続く国道197号。
先ほど乗ったフェリーの航路も、国道197号。

しかし、根元の八幡浜までが遠い。長い。
けっこう海を見ながら走れるのかな…と思っていたら、
トンネルだらけで余計に遠く感じられました(´ェ`;)
途中、道の駅が2つもあるのですが、これがなかったら単調過ぎて居眠りしそう…


この辺は伊方町。
そう。伊方原発があるんですね。
この辺、中央構造線という九州から関東までつながる
でっかい活断層があるそうです…あなおそろしや((((;゚Д゚))))

道の駅(瀬戸町農業公園)に寄った後は、とにかく宿まで爆走。
夕食にありつけるかヒヤヒヤしながらの移動だらけの旅。
努力(?)の甲斐あり、いい感じに18:00宿到着。

本日の宿泊地は、久万高原町古岩屋温泉
弱アルカリ性単純泉で美肌と疲労回復。

地元食材を盛り込んだお料理が出てきました。
アマゴの甘露煮(マスかもしれん)や山菜などをビールとともに
美味しくいただける歳になりましたわ。おほほ。

胡瓜の見事なカットを見て、休み明けの蛇腹切り試験を思い出してしまいました…
あぁ練習しなきゃ…包丁研がなきゃ…

ここは、国指定名勝 古岩屋。
宿の目の前には、4500万年前の地層が残る奇岩がニョキニョキ。
紅葉の季節はとてもよさそうです。
携帯がほとんど圏外になりますが(^^;自然がいっぱいでいい所ですよ。

おみやげよろしくね!!
きっちゃん小首をかしげて可愛くアピール。

台湾5日目:苦しい帰国2012/03/24

昨夜、寝る前ぐらいから胃腸の調子が悪くなってしまいまして。
夕食時はあんなに元気だったのに。かき氷食べ過ぎたかな?
早めにベッドに入ったのですが、次第に痛みに変わっていきました。
あぁぁ、明日は5時半出発というのに。

結局、ほとんど眠れず。
どれ、出発の準備を・・・と思った瞬間、急に吐き気を催しトイレに駆け込み・・・
あ~やっちゃいました。ゲロゲロ。
吐いても調子が戻らずしんどい。
しかし集合時間は迫っており、これは帰国を延ばすべきだろうか・・・
判断しきれず、ガイドさんに相談しようと電話をかけるも出てくれません(T_T)

行くしかないじゃない。
明日は、『夏野菜づくり講習会』に参加しないといけないし・・・(いや、どうでもいいんだが^^;)
半泣きで支度し、集合場所へ。
空港までバスで1時間。耐えられるだろうか。
胃が痛む度に、血の気が失せ嘔吐。その繰り返し。
周囲の人ゴメン。

吐いている途中で空港に到着。吐き終わるまで待って~
エチケット袋片手に涙目でバスを降りる、という散々な状態でした。

旅先でこんな目に遭ったのは初めて。
買った果物を翌日の昼に食べたのが行けなかったのかな・・・
夜はホテルの冷蔵庫に入れてたけど・・・

食中毒には気を付けて、今回は屋台も遠慮してたのに。
ツアーの他の人たちは何ともないので、
思い当たるのは果物しかないかなあ・・・

5日間で周り切る怒涛の台湾一周ツアー。
その上、ツアー出発前もバタバタ忙しかったので、
ここにきて疲れが出てしまったのかな・・・

空港のソファーでウンウン唸りながら、そんな事を考えていました。
もう一歩も歩きたくないんですが、搭乗時間が近づいてきます。
重い足を引きずり引きずり、時おり溜息をつきながら、搭乗ゲートへ向かいました。

ゲートがこれまた端っこで、遠いこと遠いこと。
すると、物凄いピンク色の光が見えてきました。
苦しみの先に見えたのは、
黄金の光につつまれた観音様・・・
ではなく、ピンクの光につつまれたキティちゃんでした。

ここは極楽浄土か。
ああありがたや。ありがたや。
思わず手を合わせ・・・というか、しもた。超しもた。

搭乗ゲート前の待合エリアまでキティちゃんづくし
近くにキティショップもあったのです。
あああ、早くこっちに移動しておけばよかった。
イスにまでキティちゃんの絵が。
苦しみながら、何とか撮影した一枚。

搭乗手続き時にキティちゃんパスポートもらいました。
中には福岡行きスタンプが押してあり、半券を貼るページもあります。
キャ~~至れり尽くせり。
子供、女子のみならず、若い男子もキャッキャはしゃいでいました。

飛行機の中では寒さに震え、毛布を被って吐き気と格闘していました。
吐いたら楽なんでしょうが・・・
やっぱり
このエチケット袋には吐き出せませんでした(涙)

福岡に到着。
フラフラになりながら振り向くと、行きの飛行機と違うデザインに気付き、
何とかカメラの撮り合いっこ。

最終日は散々でしたが、
また、キティジェットに乗って台湾に行きますよ。
親日的だし、街の雰囲気も好きだったので。
次回は台北か高雄を重点的に。猫カフェ行くかな。

今回は結局利用しなかったけど、
まさかのために海外旅行保険は必要ですね。


生きて帰ってこれてよかった~
帰宅後、泥のように眠ったのでありました。

(追記:翌日の『夏野菜づくり講習会』にはしっかり参加したのでした・・・)

台湾4日目:檳榔について語ろうか2012/03/23

昨日登場しましたヤシ科の植物、檳榔(びんろう)
いったい何者かといいますと・・・

噛みタバコに似た嗜好品。
ビンロウの種子を細く切ったもの+ホップの葉+少量の石灰を一緒に噛みます。
口の中を真っ赤にさせながら、ガムのようにクチャクチャ噛むらしいです。
覚醒作用があり、長距離ドライバーには眠気覚ましとして愛用されているので、
大きな通り沿いには檳榔屋さんがいたるところにあるんです。
しかし、習慣性、発ガン性があるそうです。タバコと一緒ですねぇ。

2日目に行った高雄の夜市でも売っていました。

相当需要があるのでしょうか。郊外に出るとビンロウ畑の多いこと。
そして郊外に出ると、セクシーな檳榔屋さんの多いこと。
ガラス張りのお店に、田舎町には不似合いな綺麗なおね~さんが檳榔を売っています。
しかも、ホットパンツやミニスカ姿で背の高いイスに腰掛けて。
以前は、ビキニ姿(!)で売るところもあったそうですが、規制が厳しくなり露出度は減ったそうです。

ショッキングピンクやグリーンのネオンで彩られたお店は、いかがわしさ満載ですが、
お天道様の下でまっとうな商売を営む、合法的な商品を売るお店です(^^;たぶん
ただし、おね~さんの売る檳榔は割高なので、安く購入したい場合はおっさんが売っているお店へどうぞ。
ガイドさんも詳~しく説明してくれて、とても気になる一品でしたが、試す勇気はありませんでした(^^;

ビンロウの木と果実(写真は※Wikipediaより)

鹿児島や宮崎にビロウ島という島がありますが、
いっぱいビンロウの木があるのかな?と一瞬期待ww しましたが、
ウィキ先生によると「ビロウはビンロウとは別種である」と。あらら・・・残念。



本日は、太魯閣渓谷の後、花蓮から七堵まで電車で移動。

お昼として駅弁をいただきました。
池上弁当という、台湾では有名なブランド弁当らしいです。
ホカホカご飯に直接おかずがビッシリ、やはり八角の香りと厚揚げは必須です。


大変有名な観光地、九份(ちょうふん)へ。
映画「悲情城市」のロケ地、「千と千尋の神隠し」のモデルになった街として有名です。

金毘羅山みたいな石段が長~く続く、山あいの街です。
眺望のよいところでにゃんこが寝ておりました。

こんなラブリィなお店がありました。
面白そうな雑貨屋さんが沢山あったのに、見て回る時間がなく残念。

夕食は、モンゴリアンバーベキュー。
好きなお肉、野菜、調味料を器に入れ、でっかい鉄板で焼いてもらいます。

ここにきて、ようやくかき氷を食べました。
レモン愛玉ゼリー、緑豆などいろんなお豆を乗っけて美味しい~


★本日のサビキティ★
花蓮の太魯閣渓谷の砂卡礑橋にて。
ここの獅子は、一体一体表情が違います。

後ろから見ると・・・ぷぷっ(^m^; ちょっとお間抜けな感じがいい。

呼んだ?

台湾3日目:台湾の農業2012/03/22

今日は、高雄から花蓮まで355km(!)ものバス移動。
山越えて太平洋側に出て・・・今日はほとんど車窓観光なのです。

しかし、車窓からの風景に飽きることはありませんでした。
農地をたくさん見ることができたから。


台湾の田んぼ。
二期作または三期作(!)も行っているそうで。
ちょうど田植えが終わったところでした。

もともとはインディカ米しかなかったけれど、
日本統治時代に、インディカ米とジャポニカ米の交配に成功、
その後も品種改良を進めて、品質がかなり向上したそうです。

写真中央の白い集団は、アヒルのようです。アヒル養殖場。
周りの椰子は勝手に生えているわけではなく、ビンロウ(檳榔)畑です。


分りにくいですが、パイナップル畑。
ひとつひとつ袋掛けしてるんですね~


バナナにも袋掛けするとは知りませんでした・・・
台湾で食べたバナナは濃厚でした。


ここで、日本にない果物をご紹介。
昨夜の夜市でも食べた釈迦頭。
その名の通り表面がボコボコしています。


台湾には二種類あるようで、左は鳳梨釋迦、右は普通の釈迦頭。
右は手で剥いて食べられます。


鳳梨釋迦の方が、とても甘くミルキーで美味しかったです。
リピートしたい美味しさだけど、カロリー高そう。


こちらは蓮霧。シャキシャキの歯ごたえ。
微妙に熟れていないスイカとかスターフルーツって感じかな?

台湾にはいろんな果物があります。フルーツ王国ですね~。
桃好きwwとしてガイドさんに聞いてみた。「桃は採れますか?」
採れるけれど、日本の方が大きく美味しいとのこと。
台湾水蜜桃、食べてみたかったけどシーズンではありませんでした(T_T)


北回帰線あたりの茶畑。キジが居るのですが分かります?
台湾のお茶は、凍頂烏龍茶、高山烏龍茶、木柵鉄観音、文山包種茶、東方美人など。


その夜に出た夕食のひとつ。
緑の山菜はこごみ?台湾では他にどんな山菜を食べるのかな?


台中のホテルではこんな雑誌が置いてありました。
台湾語で読めないですが、中北部にある苗栗県の農業に関する記事のようです。

台湾でのグリーンツーリズムの取り組みってどうなんでしょ?
農村ツアーがあったら参加してみたい。
途中どこかで農家民宿なる看板があったような気がしたけど・・・気になる。

台湾の農業に、かなり日本人が貢献したことを今回知りましたが、
こういう背景もあって親日派が多いんですね。
知らなかったのがちょっと恥ずかしくなりました。

東日本大震災時には、台湾はいち早く救援表明し、
民間から寄せられた義援金も他国に比べて突出して多いそうです。
(それなのに日本政府の対応ときたら・・・)
こういう国は大切にしないといかんね。


今日は出番はなかとね?
・・・ありません。

台湾2日目:屋台で見た食材2012/03/21

台中から出発し、日月潭や鹿港、高雄のナイトクルーズなど観光してきましたが、
羅列すると観光ガイドブックみたいになるので、この辺は割愛しまして・・・
2日目は夜市での屋台見学の様子をレポートします。

気づいたらキティジェットに乗っていたという今回の台湾旅行ですが、
食についても気になるところでありまして。
興味惹かれるのはやはり屋台。
高雄の六合二路夜市へ。

大変な込み具合。


しょっぱなから臭っっっっい揚げ物臭!!!
と思ったら臭豆腐でした。

台湾の臭豆腐って揚げて豆板醤のタレを付けて食べるんですねぇ。
麻辣臭豆腐とも書いてあるけど、こっちは揚げてない臭豆腐の酸っぱ辛いスープらしいです。
北京で食べた臭豆腐は塩漬けみたいなので、お粥と一緒に食べたけど、それとはだいぶ違うようです。


高雄はからすみが有名なようですね。
日本で6,000~7,000円するのが2,000円ぐらいで買えたりします。
屋台のは・・・もっと安いみたいですが怪しすぎて買えん・・・


う~なんだか分らないですが、台湾に来て茶色い食べ物をよく見かけます。
八角や五香粉で煮てあるんでしょうか。


前日にコンビニで買った豆乾なるものがこんな色でした。
豆腐ジャーキーで、お酒のおつまみによかったです。
台湾は豆腐加工品が多いという印象。特に揚げ豆腐好きなのかな。


食材を選んで料理してもらえるようです。
お魚とか内臓とかむき出しなんですけど。
ハラ壊しそう・・・長期滞在できるなら挑戦したいけど・・・


売っているのは食べ物だけではありません。
台湾ではキティちゃん人気は相当なものなのでしょうか。よく見かけます。


エリンギでかっ
杏鲍茹(フライエリンギ)・・・ソースにつけたエリンギをパン粉につけて揚げたもの
おうちで作ってみたいなあ。


時間の制約があったので、何だか分らないけど撮りまくっていましたが、
後で見返してみて、こんなのあったんだ~っていうのがありますね。

あ~これは・・・・!!

杏仁茶+油條
杏仁茶(杏仁豆腐の固めてないようなもの)に、油條(揚げパン)を浸けていただきます。
昔、福岡の台湾料理屋で食べて虜になった食べ物です。
メニューにはユーチャクエ(油車粽)とあったんですが、油條のことだったみたいですね。
いつの間にかメニューから消えて寂しい思いをしていたのですが
再会できてうれしいよ・・・ってか食べたかった!!


フルーツたくさん。釈迦頭(写真左のブツブツ緑の果物)食べました。

今回は移動の多いツアーで周りに迷惑かけたらイカンので、果物しか食べていませんが、
次回は時間をかけてガッツリいきたいと思います。


★おまけ★
本日のサビキティ
日月潭の文武廟にて。足がガッチリ筋肉質。


呼んだ?

Google
www Blog