命懸け、毛刈りの夏。 ― 2014/08/19
日本の夏。毛刈りの夏。
夏の風物詩といえば、猫の毛刈り。
え?ウチだけ?
これまでは、ペットサロンでトリマーさんにやってもらっていたのですが、
2ミリのつるっぱげカットしか選択肢がないのが不満でした。
その季節にあった長さのカットがこまめにできればなあ~
( ゚д゚)ハッ! そうだ、D.I.Y.しよう。
樹木→自分の髪→猫の毛の剪定 という流れ。
なんということでしょう!!
しかし、あのキティさんが素直に応じてくれるとは到底思えません。
噛み付く、引っ掻く…
これまでどれだけ流血の惨事になったことか…
犬に比べて猫は大変みたいで、
暴れる者は麻酔をかけてからカットするそうです。
キティはおとなしく刈らせてくれるタイプのようですが、
それはプロによる話。素人がやったらどうなるやら…
しかし、恐怖心より好奇心 ←オイッ(ーー゛)
悩むならやってみよー
早速、はさみ&くし付きのペット用バリカンセットを購入。
バリカンの音にどういう反応を示すのか…
ぶーーーーーーーーーーーーーーーーーん
あれ?
全然反応ナシ。
肩透かし喰らいましたか?
と思って、油断したら、
爪立て猫パンチを喰らいました…
長時間かけてしまうとクレームが来るようです。
特に、腹毛、胸毛、腕毛といったフロント部になると、
容赦なく鋭い爪パンチの応酬。相手を突き刺し、掻き破る。
怖いよ~
アタシの胸毛を刈ろうなんて100年早いったい(怒)
ケガ防止のために、爪を切る、エリザベスカラーを付ける、2人がかりで刈る
など試そうとしましたが、いずれもうまくいかず…
結局、何日かかけて少しずつ地道に刈っていくことにしました。
↓こんな感じで…
文句が出たらその日は終了(無理はさせない)
キッ!!と振り向いたら、ネコパンチが飛び出す直前なので逃げる
毛づくろいや寝ている間に刈る
撫でたりしてごまかしながら刈る
そんなこんなで、なんとかそれなりのサマーカットになりました。
ああ、それにしてもすごい毛の量。
(ため忘れもあるので、ホントはもっとある)
誰?ぞうきん色と言っているのは。
命懸けのサマーカット。
果たして、キティはよろこんでくれるでしょうか?
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それでは、ビフォーアフター。
5月のキティさん。
毛に埋もれてます。
GW過ぎると毛も荒れ気味で、今年もチューバッカ状態に…
6月のキティさん。
梅雨の時期は寒い日もあるので、控えめにカット。
毛づくろいも大変なフリンジ部分が無くなってスッキリ。
ちなみに、キティさん専用のベッドは乙女仕様です(笑)
そして梅雨明けて、7月のキティさん。
さらに夏バージョンで短くなりました。
頭、手袋、ブーツ、しっぽはそのまま。
腹毛、胸毛、腕毛は結局あまり刈らせてもらえず…
気づかれないようにハサミで切ったので段々になってカッコ悪い。
もうちょっと切りそろえたいところですが、
最近雨続きで冷夏になってしまったので、
ここでサマーカットはストップすることにしました。
室温がかなり上がると、キティさんの耳はピンクになりますが、
今年はまだありません。福岡は日照不足&冷夏です。
それにしても…毛を刈られて、当の本人はどう思っているんでしょうか?
め、迷惑じゃないよね…?
バリカンで刈るとき、気持ちよさそうにしてることもあったし。
え?ブログでネタにされる方がやだ?
こんなに毎回イジられたらかなわんバイ
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