★☆さびねこてい★☆ 古民家リフォームと野菜作りにいそしむ錆猫さん(無所属・新)のコワモテブログ(=‘x‘=)

暑い甲府の夏2010/07/04

(※2010年7月4日の記事です)


甲府は超蒸し暑い。
冬はあんなに乾燥してたのに…
やはり盆地ですね。夏暑く冬寒い…


先日、仕事で現場に行ったら、日が暮れても30.9度。
20時過ぎると、勝手にクーラー切れます。
あまりに暑過ぎてわたしキレます。

機械置いてるんだからクーラー入れろよー
窓なんか開けてんじゃないよー(;;`ェ´;;)
天下の○○が変な所でケチケチしていいのかよー
…と(心の中で)叫びまくっています。

というか、精密機械置いてるのに窓開けてていいんだろうか…?
お昼時は、食堂に近いせいか揚げ物のにおいが充満してるし…
精密機械置いているのに、油もんが漂ってていいんだろうか…?
現場に行く度キレまくってます。


さて、本日ゲットした千両なす。
曲がりきゅうりにプチトマト…キュウリは曲がっているほうが美味そう。

奇形ナス発見。なんかの動物に見える・・・

正面?から。やっぱりなんかの動物に見える・・・

じたばた

…ちょっと遊んでみました(^^;
九州では長なすが多いですが、こちらは千両なすが主流のようです。



…週末は農作業、平日は本業且つ時間があれば農業本読み漁ってます。
読み出したら止まらなくなった本「奇跡のリンゴ」。
こりゃすごいねー。自然農法。すごいぞ根粒菌。
でも度を過ぎて、宗教とか変な電波発しないかちょっと心配。
木村さんはいい人そうなので、変に利用されないかちょっと心配。



週末は晴耕雨読とはいかず、この前は雨の中袋掛け作業をやりました。
カッパを着て作業するのですが、これが暑い暑い。サウナスーツ状態。
普通の靴で作業したら足がふやけてしまった。長靴を買わなくては…
カッパはゴアテックス製が最強でしょうが、高い。高すぎる。

蒸し暑く、体の一部がぬれてしまう状態というのは、
かんかん照りより遥かに体力消耗するようです。
社長さんは、梅雨の時期は毎年5キロ痩せるって言ってました。
屋外での肉体労働、やっぱり大変ですね。
でも、労働後のお酒は最高に美味しいんですよ(^^)

日が暮れてもダラダラ続く、達成感が得にくい今のSE職じゃぁ、
暑くてもお酒美味しくないんだよなあ…

スピードスプレーヤ2010/07/10

(※2010年7月10日の記事です)


スピードスレイヤーってなんだ?と言われた。

・・・(;;`ェ´;;)どこのメタルバンドかね。
違う違う。スピードスプレーヤ


これ↓

田舎のフェラーリともいわれる(笑)


(写真はメーカー(KIORITZ)のサイトより)
リンゴ,ナシ,ブドウなどの果樹園において,
樹間の通路を走行しながら薬液を散布するのに使われる防除機です。

てんとう虫っぽくてかわいい。

それでいながら、後ろはジェットエンジン積んでるみたいでかっこいい。
スプレーヤはかわいいかっこいい。

初めて見たのは朝倉でしたか。
深緑の果樹園を真っ赤なスプレーヤがトコトコ走る姿にやられました。
緑ぃの中を駆け抜けて~行く(超低速で…)真っ赤なスプレィヤァ~♪

果樹が盛んな地域ではよく見かける乗り物です。
当然、果物王国山梨では当たり前に見かけます。
農機具ショールームの大半を占めていたりします。

これを操縦したいと思うも、お薬を使うので扱わせてくれるわけもなく。
水を噴霧するのにも使うんですけどね。
これを使うととても細かい噴霧が作れるので、使用する薬剤が少なくて済むそうです。


桃の出荷が始まっています。
袋掛け作業より、出荷作業の割合が多くなってきました。
選果や箱詰めやラベル貼りなど…
桃毛でチクチク、雨でムシムシする袋掛け作業よりはるかに楽です。


最近では、雨が降ったらマルチング作業があるようです。
木の下にシートを敷いて、雨の侵入を防いで糖度を守るそうです。
雨があがったら剥いで…畑の面積を考えたら大変!!
ホント手のかかる子たちですね~。

ぶどう畑の方ですが、すでにみんな袋がかかってるようです。
桃畑に向かう途中、間近で見てその数に圧倒されました。
期間限定で来ているバイトさんとお話ししてたら、
別の日にはジベレリン処理(種なしぶどう化)もやったそうで。
う~どんなものか見てみたかった。

桃の虜(*´д`*)2010/07/11

(※2010年7月11日の記事です)


おこんばんは。錆猫です。

またまたヤマシタさん所で作業してきました~。
桃の選果・出荷作業が忙しくなってまいりました。
今回、畑仕事は一切ナシで、畑に出るより遥かに楽だけど、
ちょっともの足りなかった…
でも、農業は畑だけでないですからね。出荷作業も貴重な経験。

選果は機械がやってくれます。
サイズで選別するのかと思ったら、重さでするんですね。
選果機がずーっと「9」「8」「規格外」とかブツブツ言ってた。

たくさんいただきました「早生白鳳」。これでB級品&売れ残りとな。


写真だけでもよだれが…(^q^)

たくさんありすぎたので、職場のみんなにもおすそわけ…
去年の柿といい桃といい、実家は果樹農家と思われているかも。

さすが贈答用。大きくて立派だしみずみずしくて甘い完熟桃。
これまで食べてきた桃は何だったんだ?と思うぐらい。
桃色じゅうたんを初めて見たときのような感動を覚えました。(TqT)ウマー

ヤマシタさんちは甘味処&直売もやってるので、
B級品は、デザートの原料にしたり、アウトレット品として売ってますが、
それでも残ったりすることもあるみたい。もったいなや~。


…一番おいしいと思った桃の食べ方。
目を閉じて、台所の流しでダラダラ果汁たらしながらかぶりつく。
なんか卑猥ですなあ。
すっかり桃の虜です(*´д`*)

祝:富士山登山2010/07/31

(※2010年7月31日の記事です。2012年10月1日UP)


こんばんは。錆猫です。

ついに!!!!富士山に登ってきましたァァァ!!!
職場の人たち4人で行ってきました。

寝不足にも関わらず、高山病にもならずにお鉢巡りまで無事遂行。
1年近くかけて体力づくりと登山慣らしをした成果がありました!!


7月30日金曜日。
しっかり20時まで仕事…その後準備・仮眠して夜中に出発。
しかし、あろうことか見事に寝過ごし大遅刻。
お詫びに「眠眠打破」を配りながらみんなに平謝り。
しょっぱなからやっちまったぁ~ |||(´ェ`;;)


今回のメンバー、富士山登山1回経験あり1名、経験なし3名の構成です。
最もポピュラーと言われる「吉田ルート」を選択。


一合目から真面目に登ってみたいですが、
今回は時間の制約があるので、普通に五合目から登り始めます。

五合目駐車場は満車と言われ、五合目2キロ手前から登山開始。
が、行ってみたら結構空いてた。ブーブー。
四合目駐車場(五合目まで6.7キロ…)から歩いた人もいたらしい…


噂どおり物凄い人の数。聖地巡礼って感じ。
狭い道では渋滞してました。
外国人ツアー客もゾロゾロ。
デカい声で何か叫んでるわ、無理やり追い越すわでマナーが悪いのが多いね。


六合目~七合目あたり、山ガールならぬ普段着ガール白人2人組を発見。
しかもサンダル、スカートおまけにスーパーでもらうようなビニール袋下げて。
どこまで登るつもりなんだろう。まさか頂上まで行くわけないよなあ…


登り始めは真っ暗でしたが、七合目に着くころにはすっかり明るくなり…
ご覧のとおり、ご来光は拝めませんでした(T_T)

おひさまどこだ~
わたしは雨女。
でも、カッコいい写真が撮れました。

山中湖。


…ここまでは、写真を撮りまくれるほど余裕でしたが…
七合目以降は空気が薄くなっていき…
登りながら眠くて眠くてしょうがない状態に。

空気薄くなると眠くなるんですね。
眠さと自分のペースで歩けなかったのがつらかった…


ここで、酸素ボンベを持ってきていることを思い出しました。
気休めにしかならんよとは聞いていたのですが、
まあ、お守り代わりに…とリュックに入れておきました。
せっかくなのでシュ~~~ッと吸入してみました。

すーはーすーはー。
おぉ?頭がシャキーンとなるではないか???
と思ったのも束の間。3秒後にはまたトロ~ンと戻ってしまうのでした。
鼻にチューブ取り付けて、常に酸素吸入状態にしなければ意味がないのか…
こんな事ならば、ヘリウムガスを持ってきた方が面白くて眠気が取れたかも~
みんなに吸わせて声変わり。うははは。


さらに登っていくと、老若男女、国籍いろいろ、高山病にやられた登山客が、
あたりに転がっていました。
しかし、寝転んでも空気が薄いのは変わらないので、なかなか回復しないだろうね…


屍(?)を乗り越え、我々はついに頂上にたどり着いたのでありました。
富士山山頂。人が多すぎて集合写真撮れず。

渋滞する中、金剛杖に富士奥宮の焼印を入れてもらいました。
富士山本宮浅間大社の奥宮…富士山の8合目以上の約385万㎡が境内だそうで。
忘れてしまいがちですが、聖地なんですよね。ここは。
では、神妙な心で「お鉢めぐり」を始めるとしましょう。

2キロほどの火口周りをぐるっと一周する「お鉢めぐり」
ここだけ雪が残っておりました。
火口の底でテント張った猛者がいるそうな。
春になるとここでスキーをする猛者がいるとか…まじですか?

途中で、遅い昼食となりました。
ポテチを持っていくのを忘れていました。
気圧差で袋がパンパンになっているのを見たかった…

すっかり体力回復したわたしは、みんなが昼寝している間に
神社と郵便局にトイレwに行ってきました。

しかし最近の山のトイレはどこもきれいね~。
昔はトイレに入ったら小さな富士山が出来上がってたなんて話もあるじゃない。
あ、食事中の方ごめんなさい。


山頂の神社。おみくじは末吉…

山頂の郵便局。にぎわっておりました。
わたしもスタンプをはがきにペタリ、いつもと一味違う暑中お見舞いを出しました。

次は剣が峰へ。日本最高地点。
普段なら大したことのない距離と坂なのですが、
空気が薄いともう大変。ひーひー…ひっひっふー。ひっひっふー…

ようやくここで、今回一緒に登った人たちと記念撮影。
ここで撮影するのにえらい並びました。遊園地のアトラクションの行列みたいに。

再び火口内を撮影。
元画像サイズで見ると、ここはどこの惑星か?って感じになります。

お鉢めぐりミッション完了。そそくさ下山します。
え~と。下りの写真一切ありません。
下りのペースがみんなと合わなくてつらかったんですわ…
なぜそう急ぐのかと。追いつこうとして何回かコケましたわ。
よく考えると今回のメンバーは…

 アウトドア全般、登山慣れしている長身40代男性。
 トライアスロンにも出場しているアスリート系30代男性。
 とにかく元気で体力有り余る20代前半男性。

…彼らにかなうわけがないのです。
まず脚の長さからして負けている。
人選間違えたとその時になって思ったのでありました…


途中怒り狂って、転がって降りた方が早いかいなーなんて言ってました。
仕事で追い詰められてる自分。
ちょっとコロコロと滑落してみて1ヶ月ぐらい入院してみたいねぇとも一瞬思った。
まじでイカンわ。やばい自分。
休み明けの打ち合わせが怖い怖い。

しかし、流血しながら頭に包帯巻かれてる人や救急車を、途中で見かけたりすると、
やっぱり滑落しなくてよかったと思うのでありました…。


駐車場から撮った富士山。
表面が赤く、ここは火山なんだと分かります。

これまで、2000m級、3000m級の岩ゴロゴロの山を登ってきましたが、
1000m級までの里山歩きが楽しいかも?植物がないのは寂しいね。
木の無い富士山より樹海の方が癒されたかも?



以上、長々と書いてしまいましたが、とてもいい山梨の思い出ができました。
…実は、9月いっぱいで山梨から撤収することになったのです。
撤収前に富士山制覇できてよかった…

しかし、本当に9月末に終わるんかなあ…
今になってプロジェクトが本気稼動してきたよ。
頂上で引いた末吉おみくじは、何を暗示しているのだろう…?
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