キティが死んだ ― 2015/08/14
今年もお盆がやってきた。
キティさん帰ってきてるのかな…
あれは3月はじめのことでした。
実家の父から電話。
「キティが死んじゃったよ…」
元気バリバリだったキティさん。
その言葉が全く理解できませんでした。
朝、和室で横たわっているのを見つけ、その時にはもう…
誰もいない時に旅立ってしまったようです。
心臓麻痺などの突然死なのか
毛玉を吐き出すときに喉に詰まらせたのか
あまりに突然だったので、
死んでない、ただの仮死状態なんだと思いながら実家へ。
しかし、キティさんは硬く冷たくなっていました。
「ああ、戻ってこなかったんだ…」
本当に死んじゃったんだ…
結局死因は分かりませんでしたが、
吐いた形跡があったそうなので、
やはり毛玉を吐き出そうとして詰まらせたのかもしれません。
窒息であれば、その時に誰か近くにいれば助かったかも…
と、悲しいより悔しい気持ちでした。

翌日、庭にキティさんを埋葬しました。
父が穴を掘ってくれたのですが、
掘り起こした土の山を見て、
(TωT)「やっぱりデカいねこだったなぁ・・・」
(TдT)「トーチャン、そこは笑いを取るとこじゃなかろー」
おふとんにくるんで、ぬいぐるみと一緒に埋葬しました。
お気に入りのカリカリも入れてあげました。
(↑ネコベッドでフミフミするキティさん)
元々ひきこもりタイプのネコだったので、
実はコタツで冬眠していて、
ある日ひょっこり目の前に現れるんじゃないかと、
しばらくはそんな感覚でした。
美味しそうな草を見つけると、
おみやげにでも…と思ってしまったものですが、
キティさんはもういない…
今年は初盆。
実は今、隣でこんな事言ってるのかもしれません。
虹の橋からわざわざ来たっちゃけん、
スープ仕立てのご馳走ば用意せんね


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