リフォーム再開:フローリング ― 2013/07/10
さて、リフォーム再開。
ローコストでどこまでカッコよく機能的に変えられるか挑戦です。
引越し荷物がいつまでも片付かないので、
まず、奥の部屋のフローリングを完成させてしまいます。
カーペットをはがして、床板むき出しの状態。
床板と敷居との幅があまりなく、
薄めの12ミリのフローリング材を使用。
北側の暗めの部屋なので、明るめの色を選択。
1坪分6枚セットで、結構安く売られておりました。
サイズは、中京間(一畳:910×1820)基準のようです。
6畳なので3坪分+α 分購入。
地方で畳のサイズが異なるんですね。
京間(本間、関西間)…西日本の大部分で使用されている。
中京間 …中京地方や東北地方の一部、北陸地方の一部と沖縄、奄美大島で使用。
関東間(江戸間)…関東、東北地方の一部、北海道と三重県伊勢地方の地域で使用。
団地間…公団サイズ。共同住宅や高層住宅のほとんどで使用されている。
ここは京間(955×1910)で広め。
板を足したり切ったりしなくてはなりません。
中京間であれば楽だったんですがね~。
みっちり寸法計算した結果、2枚買い足すだけで何とかなりそう。
ほとんど端材が出ない計算(´∀`)ふふっ
しかし失敗は許されないのです…

と、ここでトーチャン登場。
「(^ω^)電動ノコも電動ドライバーも持っとるぞ。父ちゃんに任せとけ。」
トーチャン指導のもと、床張り作業開始。
全て独学・自力で試行錯誤しながらやっていくのもアリかと思いますが、
せっかく先人の知恵がありますので、
経験者やプロに一回レクチャーを受けてからやるようにしています。
さぁ、板を並べて採寸、足す板をカットしていきます。
ギュゥィ~~~ン
「(^ω^;)あっ曲がった」
「トーチャン!!(TдT)」
しかも古い家で、何度もリフォームしているためか、結構誤差があります。
カンナで削って調整。しかし真っ直ぐならんもんです。
ピッチリはめる大工さんってスゴイね。
裏にボンドを塗布して、床板・根太までネジ釘を打ち込みます。
「あれーこのネジ釘小さくて電動ドライバー使えね~」
…まさかのハンマー手打ち…
この後、トンカチの音が延々と鳴り響くのでありました…
しかも2人分なので相当うるさかった事でしょう…
そしてこの日は暑く、早速クレームが…
「(`ω´;)クーラーつけれ」
「(;Д;)きゅ、急には、無理です。差し入れのアイスキャンデーで我慢してください…」
この辺の土地は、果物産地で盆地なので暑いのです。
クーラーはなるべく導入したくないのですが…今年は猛暑の予感。
クラクラになりながら、なんとか完成。
あとは、柱の塗装をして、布団入れの扉を付け直してと。
照明取り替えや、フスマ修理、押入れ扉はどうするか…
この辺は優先順位が低いのでおいおいと…
隣の部屋は床板貼り直し、一部弱っている根太と大引の修理があります。
今回の部屋は、壁や床板までは新しい板材でリフォームされていました。
このおうちは、おばあちゃんが一人で住んでいました。
一度お会いしたのですが、とてもいい方でした。
家のリフォームは、大工の息子さんがされていたようです。
その息子さんが病気で亡くなり、一人暮らしになったおばあちゃんは
94歳と高齢で体調もあまり良くないとのことで、娘さんの所へ移っていかれました。
コンパネの上に簡単にカーペットを敷いただけの部屋。
もしかして、リフォーム途中だったのかな?と思ったりして。
息子さんのリフォーム作業を引き継いだ気分です。ド素人ですが。
下手なリフォームできんなぁ…
オリジナルをあまり崩さない、土壁を生かした昔ながらのおうちにしたい考えですが、
一度暑さと寒さを経験しないと、まだちょっと手が出せない所が多いかな。
庭から見た柿畑。
すっかり梅雨は明けました。
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