ジャンボタニシ@ ― 2012/07/14
集中豪雨で九州はエライことになっています・・・
今日は田んぼ作業に・・・と思っていましたが、
昨夜はものすごい大雨に雷。激しく降りだす度に目が覚め・・・
寝不足なうえ、大雨後の峠越えに不安を覚え、取りやめてしまいました(>_<)
こんなときになんですが、珍しく晴天の日だった月曜日のネタを。
梅雨の中休み。朝から畑に行っておりました。
帰りは、空港近くの公園の横を走るのがいつものコース。
田園風景が広がり、とても博多駅から6キロの地点とは思えません。
だいぶ稲も成長して、さわやかな若草色が広がっています。
ん???
そんな中、不気味なピンク色が視界に飛び込んできました。
見覚えのある色・・・
近づいてみたら、やはりジャンボタニシの卵!!
壁にジャンボタニシの卵、水中に親貝がいっぱい・・・気持ち悪し。
なんでこんなに大量発生してるんだー?養殖池じゃなかろうし。
↓これは、前回ご紹介した別の田んぼのジャンボタニシくんと卵たち。
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)
淡水棲大型巻貝。東アジア・東南アジア各地でイネの害虫となっている外来種。
アルゼンチン原産、食用として1981年に台湾から日本に持ち込まれたものの、あまり売れずに廃棄。そこから逃げ出したものが野生化し、西日本で分布を広げている。
画像検索したら大量グロ画像という感じで、どう見ても悪者なイメージです。
食用として輸入したとありますが、実際は泥臭くって食べれたものじゃないそうです。
一体何考えて輸入したんでしょうね。
ジャンボでない「タニシ」は美味しいとのことですが・・・ジャンボタニシとタニシの違いって何?
タニシ(田螺)
タニシ科。日本にはマルタニシ、オオタニシ、ナガタニシ、ヒメタニシの4種がおり、日本全国の水田、用水路、池などに分布する。
「ツブ」や「田つぶ」、あるいは「田んぼのサザエ」という呼び方で食用にされる。
きれいな水に入れて泥を吐かせた後にゆで、竹串などで中身を引き出してそのまま食べたり、味噌煮や和え物にする。甲信越地方の一部では貝殻のまま味噌汁(つぼ汁)にし、お見合いの席には欠かせないものとされていた。
タニシ(マルタニシとヒメタニシ)を販売しているところもあるようですので、
今でも需要があるんでしょうね。
「ジャンボタニシ」はリンゴガイ科で「タニシ」とは遠い関係らしい。
・・・つまり「タニシ」ではありません。
なーんがジャンボなタニシね。紛らわしかね。
・・・まあまあ。悪いことばかりではありません。
ジャンボタニシを除草に利用しているところもあります。
福岡県前原市で編み出された無除草剤農法。
水田の水深をうまく調整すれば、雑草だけ食べてくれるそうです。
「稲守貝」という愛称まで付いているようです。
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