田んぼ(掛け干し、れんげまき) ― 2012/10/05
昨日、田んぼに行ってきました。
棚田米づくりプロジェクトの農作業です。
旅行やら試験やら何やらかんやらで、すっかり間が空いてしまいました。
今日は脱穀の予定…でしたが、前日の強風のため8割方掛け干しが倒れてしまい、
急きょ、掛けなおし作業になりました。
掛けなおし後の写真。
こうやって見るとすごい量ですね。
ここまで沢山掛け干ししている光景はあまり見かけないですね。
出荷するコメの多くは乾燥器にかけてしまうのでしょう。
ここでは全て天日干しします。
もう少し都会になると、竹でなくガードレールやフェンスに
掛け干ししている農家さんもおられます。
掛けなおしたり、竹を運んだりと少々肉体労働。
れんげまき作業もあったのですが、竹運びに夢中になっていたら
手伝いし損ね、写真も撮り損ねました…
ここは有機栽培を行っていて、肥料は油かすやレンゲを使っています。
お昼は、参加者の方たちとお弁当を食べたり、おしゃべりしたり。
年配の方ばかりで、畑のこと、味噌作りのことなど…いろいろ情報いただきました。
平日だと人が少ないので、顔を覚えてもらえるのがいいですね。
さて、作業に没頭するだけでなく、ちょいと遊んでいきましょう。
ちょいと不格好なカカシ君。
お腹から出ていたワラを戻してあげたら、メタボぎみになってもた。\(^o^)/
今の季節の田んぼには、カエルさん、ヘビさん、コオロギさんなどいらっしゃいます。
ワラを拾い上げると、コオロギさんが飛び出してきました。
コオロギ(蟋蟀、蛬、蛩、蛼)
昆虫綱バッタ目(直翅目)キリギリス亜目(剣弁亜目)コオロギ上科の総称。
ほとんどのコオロギは夜行性で、日中は草地や石の下、穴など物陰に潜むことが多い。完全な草食や肉食もいるが、ほとんどが雑食。
ところで、コオロギとゴキブリの違いってなんだろう…
生物学上の違いはあるけど、見た目ではギトギトのハネ、脚の毛…?
最近気づいたのは、触角の動き!!
あのゴキ以外には真似できないイヤラシイ動き!!(;;`ェ´;)
田んぼの畦に咲く彼岸花。
季節は過ぎてしまいましたが、まだ少し咲き残っていました。
ヒガンバナ(彼岸花)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属。全草有毒な多年生の球根性植物。
人里に生育するもので、田畑の周辺や堤防、墓地などに見られることが多く、
ネズミやモグラ避けに畦や土手に人為的に植えられたと考えられる。
また鱗茎は薬になり、救荒食でもある(水にさらして無毒化)
それにしても…
秋の抜けるような青空(写真はちと曇ってますが…)
吹き抜ける心地よい風
収穫を待つお米の香り
なんでしょうね。農作業後のこのすがすがしさ。
「食」「農」にもっと関わっていきたいなあ…
というと、食の安全、後継者不足、TPP、食糧危機、過疎化、コメ離れ…
いろいろ考えてしまいますが、
そんな難しいこと抜きに、またここに来ようという気持ちになります。
頭でっかちになる前に、まず体を動かして額に汗したいものです。
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