筑前国～武蔵国（７）武蔵国へ ― 2009/09/25
3日目の朝～
4:30起床です。
なんせ到着予定時刻が5:30ですから。
早い人は荷物まとめてロビーでテレビ見てます。
しかし私は今からアサブロなんですわ。
ギリギリまで朝風呂。
おフロには誰もいない。やっぱ私が最後ねっ。フッ。
と思ってたら、上がり際に1人入ってきた。もっと上手がおった。
到着するのは東京フェリーターミナル。有明ってところです。ビッグサイトの近くですよ。
仕事でビッグサイトに行ったのは何年前だろう・・・
船で来るとは夢にも思わなかったよ。
しばし車内にて待機。
先に徳島組が降りるので、まだ時間がかかりそうです。
そのままお勤めへ行くのか、スーツ姿の人もいます。
この待機の時間ってのが何ともワクワクしますね。
このあとは東京の街を走って、ある所へ寄る予定です。
さあ、おーしゃんうえすとともお別れです。
下りの船に乗るのはいつになるか分からないけど
34時間もありがとう～
武蔵国～甲斐国（１）中銀カプセルタワー ― 2009/09/25
ついに下船。
久しぶりの地面だ。東京だ。江戸だ。
まだ6時台。混雑する前に東京を抜け出したい。
ここから首都高に乗ればレインボーブリッジも渡れるけど
今回は汐留へ向かいます。
ある建築物が見たいがために。
しかし自分の車で東京を走るなんて夢にも思わなかったなあ・・・
と思っているうちにあっという間に到着。
ここは汐留。
21世紀の風景。
振り返ると
20世紀の風景。
なんだ？この朽ち果てたようなねずみ色のビルは？
と思われそうですが、これが今回の目的です。
黒川紀章デザインの70年代マンション
中銀カプセルタワービルです。
各部屋がカプセルになっています。（コアシャフトにボルトだけでつながってるとか・・・(汗）
このカプセルは交換可能になっているのです。
新陳代謝するマンション。
でも実際取り替えたことはないらしく、老化が進んですっかりおじいさんのようなお姿に。
新陳代謝の悪い37歳のおじいさん・・・
当時黒川さんは「メタボリズム」という建築運動のメンバー。メタボリズムは「新陳代謝」にちなんで命名されたとか。
37歳のメタボなおじいさん・・・ん？
わたしはトンデモ昭和40年代建築物が大好きで（昭和40年代音楽も大好き・・・）
今はなき大阪万博のエキスポタワーとか
昭和の時代に夢見た近未来風建築にシビれます。
１階部分には、サンプルカプセルが置かれていて
丸窓からのぞくことができます。
窓越しなので写り悪いですが・・・
ダイヤル式電話とかドアとかモロに昭和な香りが・・・
テレビにいたってはチャンネルのつまみが存在。
ここはタイムカプセルかい。
写真に入りきれなかったけど、手前にはオープンリール（！）があったりします。
初めて室内の写真を観た時は衝撃を受けてしまいました。
それ以来、このメタボおじいさんの事が忘れられなくなって・・・
独特の臭気が発せられそうな古さですが、よく見りゃSF的でカッコいい。
何故にこんなに惹かれてしまうんでしょうね。
正面入り口。
丸と点が抜け落ちてしまって「カフセルタワーヒル」・・・
大阪の民族学博物館を思い出させるエントランス部です。
あっちも黒川さんの作品でしたね。そういえば。
入り口になにやら貼り紙が。
英語で「立入禁止」ってでっかく書かれちゃってます。
「関係者以外立入禁止。ここはホテルじゃありません」っていうような事が書かれている。
見学者がホント多いんでしょうね。
外国人にも有名なんでしょうね。
世界的建築物なんだー。
興奮しまくりで長くなっちゃいましたが、
最後に
ここの住所は銀座8丁目。
30分300円。
高工工エエエｴｴ（´Д｀）ｴｴエエエ工工
武蔵国～甲斐国（２） 道案内 ― 2009/09/25
さて、すっかり寄り道してしまいましたが、
甲斐国へ向けて出発です。
首都高→中央道と走ります。
職業はデジタルなくせに
生活はかなりアナログです。
車には未だにカーナビもETCも付いていません。
家のテレビはもちろんアナログです。地デジ？なにそれ。
しかし、ジャンクションだらけの首都高を走るにあたって
さすがにナビなしで走るのは不安。
しかも地方から出てきて「はじめての首都高」。
ああーーー目的地からどんどん離れていく～～カーチャンここは怖いところです～～＼(＾o＾)／
ともなりかねない。
そこで
手づくりアナログカーナビの登場です。
材料は、紙とペンと地図。ネットができる端末があるとなおよし。
船のデッキでひたすら作っていましたよ。地図とグーグル見ながら・・・
完成したら車の窓に貼り付けます。
正体は一枚の小さな紙なんですがね。
ジャンクション名と方向が書かれた紙です。
右左左右左・・・ナビに従って車を走らせるだけですwwwww
とりあえず間違った方向へ吸い込まれることはありませんでしたwww
・・・・・・・・
まあ、素直にカーナビを買いなさい。
誰からもそう言われることでしょう。
でもここまで来ると、どこまで頑張れるか意地になってきましたw
太陽を見て方角を知り、あとは自分の勘で進むのだ～
と言いつつも、見知らぬ土地で生活するというのに
この先やっていけるのだろうか？
ちょっと不安ではありますが。
武蔵国～甲斐国（３）甲斐国 ― 2009/09/25
実は、首都高のことばかり心配して、その後のことを何も考えていないのでありました。
カーナビなしで知らない土地を走るのは本当に大変！！
ものすごくざっくりな地図と勘で走るのみ(＾^；) よくやるわ。自分。
甲府のあたりの甲州街道は、立体交差点が多くて
思ったところで曲がれなかったり・・・(T_T) 間違えまくり。
ボロボロになって（大げさ）不動産やさんにたどり着きました・・・
入居予定のマンションはこれまた行き止まり＆激狭な道が多くて、
さすがに不動産屋さんに連れて行ってもらいました・・・
・・・ようやく到着。長かった引越しの旅も終わり。
部屋はというと・・・おお～なかなか立派でなかですか！！
・・・引っ越し先は下見もせずに決めたんですけど、
これは当たりでした。
メールで不動産屋さんと頻繁にやりとりして、
沢山写真を送ってもらったんですが、違和感ナシでした。
てか担当者さんもこのマンションに住んでるのでそりゃ説明も詳しい訳ですわ。
夏は部屋から花火がバッチリ見えるらしく、楽しみです。
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