★☆さびねこてい★☆ 古民家リフォームと野菜作りにいそしむ錆猫さん(無所属・新)のコワモテブログ(=‘x‘=)

武蔵国~甲斐国(1)中銀カプセルタワー2009/09/25

ついに下船。
久しぶりの地面だ。東京だ。江戸だ。

まだ6時台。混雑する前に東京を抜け出したい。
ここから首都高に乗ればレインボーブリッジも渡れるけど
今回は汐留へ向かいます。
ある建築物が見たいがために。

しかし自分の車で東京を走るなんて夢にも思わなかったなあ・・・
と思っているうちにあっという間に到着。

ここは汐留。
21世紀の風景。

振り返ると


20世紀の風景。

なんだ?この朽ち果てたようなねずみ色のビルは?
と思われそうですが、これが今回の目的です。

黒川紀章デザインの70年代マンション
中銀カプセルタワービルです。

各部屋がカプセルになっています。(コアシャフトにボルトだけでつながってるとか・・・(汗)
このカプセルは交換可能になっているのです。
新陳代謝するマンション。
でも実際取り替えたことはないらしく、老化が進んですっかりおじいさんのようなお姿に。
新陳代謝の悪い37歳のおじいさん・・・
当時黒川さんは「メタボリズム」という建築運動のメンバー。メタボリズムは「新陳代謝」にちなんで命名されたとか。
37歳のメタボなおじいさん・・・ん?


わたしはトンデモ昭和40年代建築物が大好きで(昭和40年代音楽も大好き・・・)
今はなき大阪万博のエキスポタワーとか
昭和の時代に夢見た近未来風建築にシビれます。


1階部分には、サンプルカプセルが置かれていて
丸窓からのぞくことができます。
窓越しなので写り悪いですが・・・
ダイヤル式電話とかドアとかモロに昭和な香りが・・・
テレビにいたってはチャンネルのつまみが存在。
ここはタイムカプセルかい。
写真に入りきれなかったけど、手前にはオープンリール(!)があったりします。

初めて室内の写真を観た時は衝撃を受けてしまいました。
それ以来、このメタボおじいさんの事が忘れられなくなって・・・
独特の臭気が発せられそうな古さですが、よく見りゃSF的でカッコいい。
何故にこんなに惹かれてしまうんでしょうね。


正面入り口。
丸と点が抜け落ちてしまって「カフセルタワーヒル」・・・
大阪の民族学博物館を思い出させるエントランス部です。
あっちも黒川さんの作品でしたね。そういえば。

入り口になにやら貼り紙が。
英語で「立入禁止」ってでっかく書かれちゃってます。
「関係者以外立入禁止。ここはホテルじゃありません」っていうような事が書かれている。

見学者がホント多いんでしょうね。
外国人にも有名なんでしょうね。
世界的建築物なんだー。


興奮しまくりで長くなっちゃいましたが、
最後に

ここの住所は銀座8丁目。

30分300円。
高工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工

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